今日は英語多読をしていく上で欠かせないポイントについて。
「たくさん読むことで読解力がつくのか?」
正解は…半分YESで半分NO.
読解力をつけるためにはもちろん「量」は必要です。
触れる言語の「量」によって語学力は上がっていくもの。
でもそれだけでは、本当の意味での「読解力」がつくわけではないのです。
文字を読んでスラスラ読んでいると一見「読めている」と思ってしまうかもしれませんが、
字を追って読める「読力」と「読解力」は決してイコールではありません。
大切なのは内容を「瞬時にイメージできる力」
そこが育っていないとただ字面を追うだけの「読力」になってしまう。
たくさん読む、読むレベルを上げる前に、
そこに意味内容は伴っているか、場面のイメージはできているのか
そこを意識して、立ち返ってみるのも必要になってきます。
大切なのは読んでる時に内容をイメージできているかどうか。
そこからさらに発展して自分の考えを広げていけるのか。
そこが足りていないのなら短めの文章が繰り返される絵本、
内容イメージが湧く、自分とっては少し簡単と思えるレベルまで下げてみる
そうすることで理解する余裕が生まれ、思考力は広がる。
その経験の積み重ねが「読解力」を育むことに繋がるわけです。
後は、もちろん「語彙力」も欠かせないですよ。
単語や表現を知らなければ聞いても読んでも分からない。
先立つものは「語彙力」ということも忘れてはいけません。
ということで、今日は「本当の読解力がつく多読の仕方」について思ったことを
書き綴ってみました。
というのも!
子供の発達と個性を活かしながらバイリンガル子育てを実践されてる
林智代乃先生の動画を拝見し
「そうそう、大事なのはそこ!」と改めて思ったから。
多読していく上でとても大切なコアとなる部分に触れて
お話されています。また、
英語力を上げるには「英語のみ」にフォーカスするのではなく、
普段の子どもとの「会話」や関わり方など多角的アプローチすることの心がけ、
さらには、【読んで理解する】がゴールではないこと
世界が求める読解力とは何か?など
その先を見据えてグローバルかつ多角的な視点でお話しされていますので
是非参考にしてみてください。