前回の記事では、乳幼児期に
「英語の音環境を作ること」=「曲の掛け流し」
の大切さをお伝えしました。
今回は「掛け流し」をする時のコツや注意点をお伝えします。
1日どれくらい「掛け流し」をすればいいの?
理想は1日1〜2時間程。
10〜20曲程度のアルバムをリピート再生すると良いでしょう。
子どもが1人で遊んでいる時、食事の時、車での移動中など、
「他の何かに取り組んでいる時」にさりげなくBGMのように流すのが効率的にインプットできます。
子どもがうるさがったらボリュームを下げましょう。
曲を掛け流す時のボリュームが肝心
掛け流しをしていると「聞かせよう」として
ついついボリュームを大きくしてしまいがちですがそれはNG!
ポイントは決して子どもに英語を聞かせようとしないこと。
英語の存在を意識させないぐらいの、「聞こえるか聞こえないか」ぐらいのボリュームで
大丈夫です。右脳が優位の幼い子どもの脳は、身の回りの情報を全て吸収します。
意識を向けていなくてもきちんとインプットされています。
小さすぎて聞こえないだろうと音量を上げると、英語の音が耳につくようになり耳障りだと感じます。
子どもにとって英語の音が不愉快になってしまうと英語が嫌になってしまう一因にもなります。
親も気にならないくらいの小さな音量で十分なのです。
そもそも掛け流しは、意識して聞くものでなく、
無意識の状態で触れていることでその効果を発揮します。
BGMのように子どもに気づかれないぐらいのボリュームが掛け流しのポイントです。
同じ歌を何度も繰り返し
大人の私たちは「同じことの繰り返し」にうんざり、飽きてしまいますが、
乳幼児期の子どもにとっては、「繰り返し」が最高の学習方法です。
わらべ歌、マザーグースなど昔から受け継がれている良質な曲から、
子どものお気に入りの歌を繰り返し掛け流しましょう。
スマホなどに10-20曲ぐらいのお気に入りプレイリストを作っておけば、
簡単・手間いらずですぐに再生できます。
スピーカがあると綺麗な音で聴けるので重宝します。
これをできれば毎日1-2時間、習慣にして続けてください。
余裕があればお歌に合わせて、一緒に手遊びをしたり体を動かしたり、
親子で触れ合う時間を作れるのが理想ですね。
以上、掛け流しをする時のポイント・コツをお伝えしました。
0歳〜取り組める英語環境作り!是非トライしてみてください。