子どもが小さい頃は「お歌のかけ流しが効果的」と、

聞いたことがある方も多いのでは?

それはなぜか?

きちんと理由があります。

0-3歳の子どもは右脳の働きがとても活発な時期。

右脳の働きの主な特徴は

✅ イメージ記憶

✅ 大量処理

✅ 高速自動処理

要は、身の回りから入ってくる情報を無意識に大量に受け取り、

自動的に処理して、それらに理解を必要としません。

この時期に童歌、マザーグースなど良質な英語のお歌を「掛け流し」して、英語の音をたくさん

聞かせてあげる事で自然と「英語耳」を育てることができます。

聞かせるというよりは、むしろ

無意識のうちに英語の音が耳に入っていくような環境を作ることがポイントです。

日本語と英語の距離は遠い!?

日本人がヨーロッパ人などと比べて英語を習得するのが難しいことの理由の一つとして

「日本語と英語の言語距離が遠い」という事が挙げられます。

例えば、

語順などの文構造が違う(文法)

✅それぞれの言語が持つ音、リズム、周波数も大きく異なる

✅英語には日本語にはない音、発音の仕方がある

✅母音の数の違い

など言語学的にも相違点が多いのです。

下の図、日本語と英語が持つ「言語の周波数」を見てもその違いがわかりやすいですね。

日本語と英語が「被らない音」であることは一目瞭然です。

このような理由から、ある程度の年齢になってから英語学習をスタートした場合、

「英語は難しい」「習得が難しい」と感じてしまうのはやむを得ないことかもしれません。

英語のリズム感、音感を身につける最適期は乳幼児期

「臨界期」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
臨界期については諸説ありますが、一般的には、
9歳ぐらいまでに日本語にない音は聞き取りにくくなる
それ以降の年齢になると
「日本語にない音は日本語に一番近い音で代用する」とも言われています。
だからこそ、右脳が優位な乳幼児期に、日々の「掛け流し」を通して、
「英語の音が拾える耳作り」をすることが大事になってきます。

この時期の子どもたちは聞いた音をそのままスポンジのように吸収していきます。

乳幼児期に「掛け流し」などでたくさんの英語の音に触れさせるメリットは、

その先にある英語学習において、

正確な発音

✅語彙力・表現力

✅文法パターンの感覚

✅リスニング力

を楽に!身につけられることにも繋がってきます。

乳幼児期は英語耳を育てる黄金期です。

まずは、ご家庭でBGMのように英語の歌を「掛け流しする習慣」を作っていきましょう!

乳幼児期にオススメのCDはこれ!

ここでは、特に乳幼児期にオススメのCD、

また当教室の親子クラスレッスンでも教材音源として使用しているCDをいくつか紹介します。

小さなお子さんをお持ちのママさんからもよく

「子供にオススメの英語歌は何ですがか?」とご質問を頂きます。

そんな時に迷わずお勧めするのが「Wee Sing」シリーズです。

Wee Sing シリーズ

英語の音に慣れ親しむにはまずは「Wee Sing」シリーズがおすすめ。
英語圏で昔から歌い継がれてきたマザーグースや手遊び歌がたくさん。
乳幼児期の掛け流しに最適です。

Super Simple Songs

英語学習者向けに作られた教材シリーズ。歌詞を聞き取りやすい明瞭な発音、ゆっくりなスピード、
心地よいメロディーラインでジェスチャーや体を動かしながら学べる楽曲が満載。テーマ学習にも使えるお歌がたくさんあります。

Super Simple Songs公式サイト

 

Sukey Molloy

ナチュラルスピードで心地よい歌声。曲を聞いていると思わずリズムに合わせて身体を動かしたくなります。レッスンでもこのお歌に合わせて体をたくさん動かし、英語のリズムを体感しながら毎回ウォームアップをします。

 

お家で過ごす時間が一番長いこの時期に、

まずはご家庭で簡単にできる第一歩!

英語の音環境づくり「掛け流し」をしてみましょう!

「掛け流し」をする時のポイントとコツはこちら