「子どものやる気を引き出す」5つ秘訣 その4

前回の記事「その3」では、「うまくできている人を見る」、そして自分も上げていこう

という主旨のことをお伝えしました。

今回はその4「やったことの見える化」と「報酬型」です。

4、やったことを「見える化」する

まずはマラソンをイメージしてください。マラソンはゴールがありますよね。

ゴールがあるからそこを目指して頑張る。逆にゴールがないマラソンなんてやる気にならいし

辛すぎます。なぜなら走り続けなければならない。

だから何かを始めるときには、まずはゴールを設定します。自分がどこを目指しているのか明確にするのです。

マラソンを始める前に、ゴールがわかるような全体が見通せる地図を渡す。ここを目指すんだよ、と教えてあげる。

そうすると、まずはそこに向けて走り出します。

でも、走っている途中で疲れるし、ゴールまであとどれくらいで辿り着けるのか、、、

モチベーションも下がってきてしまいます。

そんな時のために「見える化」するのです。

自分が今どの位置にいて、あとどれくらいでゴールできるのか。

その過程を目で見てすぐ分かるようにしてあげると頑張れるのです。

だから、何かに取り組む時にやる気を引き出し、維持させるのに大切なのは、

①「ゴールを決める」

②途中過程を「見える化する」

これをすることで「今何をすればいいのか」明確になるので行動しやすくもなります。

子どもの場合は、これを自分でするのはなかなか難しいので

周りの大人がわかりやすく、そしてかつ楽しみながらできるように工夫しながら

導いてあげる必要があります。

2 「報酬型」小さなゴールごとにご褒美を

さらにやる気を引き出すために、報酬(ご褒美)を用意するのも効果的です。

目標達成したらご褒美がもらえるのって大人でも嬉しかったりしますよね。

ただし、この報酬型は吉凶あるので取り入れ方注意。

もともと才能があることだったり、やる気があることに対してはこの報酬型は向きません。

才能があることや好きなことは勝手にやるから報酬などつけなくてもよいのです。

この報酬型はやる気の起きないことに対して、やりたくないもの関して有効だというとです。

あとは、長期的ではなく短期的な目標、目先のゴールに有効だということ。

例えば、お勉強?宿題?日々のやるべきタスクなどなど。

まずは「小さなゴール」を達成したら、ご褒美という報酬型も子どもがやる気を出す

一つの方法だよ、ということです。

子どもをご褒美で釣るなんて〜て思われる方がいるかもしれませんが、

ご褒美が有効な時期なんて、長い子育て中でほんのいっときです。

それでやる気になる一つの要因になるのであればどんどん活用していっても良いのでは?と私は考えています。

それに大人だって「自分へのご褒美」するときありませんか?

私は結構、「自分で自分へのご褒美」しますよ(笑)

それで、また頑張ろう!と気持ちが上がるのならいいじゃないですか^^

「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」とは?

少し専門的になりますが、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」というものがあります。

内発的動機付けとは、好奇心や探究心のような

自分の内部から起こる「やりたいからやる」「楽しいからやる」「活動それ自体を楽しむ」など本人の内部から発生しているやる気や動機。

一方、外発的動機づけというのは、上記のような内側から湧いてくるモチベーションではなく、外側の要因がモチベーションになる動機付け。

例えば、周りからの評価や成果に対する報酬など。

先ほどの「ご褒美」は外発的動機づけになります。

「やらなければ」から「やりたいからやる」へ

最初から内発的動機づけがあればそれは理想ですが、そもそも本来はやりたくない事を前提として考えた時、この自らやりたい気持ちにさせるのはとても難しいと言えます。

だからまずは、ご褒美など「外発的動機づけ」を足がかりとして設定し、

段階的に内発的動機づけを形成していく、というやり方がうまくいきやすいと言われています。

最初は、やらなきゃいけないからやっていたけど、続けてやっているうちにだんだん

できるようになっていく。できるようになるから嬉しくてやる気になる(内発的動機づけ)

最初は外発的から入っているけど、途中で内発的に切り替わる。

そうするとその頃にはすでにご褒美などには興味は示さなります。

そこにいくまでは、やはりある程度継続してやっていく必要はありますが、

あの手この手で工夫を重ねて、上手く導いていきたいですね。

「見える化」と「報酬型」でやる気アップ!

次回はついに最終回、その5です。
ちなみに当教室の事例として、頑張ったことを「見える化」するために取り入れたラズキッズ 「がんばりシート」は大活躍。
読んだ本1冊ごとにシールを貼ったり日付を入れたりして、
自分の取り組みが視覚化されるのと、
「100冊いったら、先生からちょっと良いものもらえるかも〜♡」で子どものやる気はうなぎ上り^^
何冊読めたら飴ちゃん○個!など「小さなご褒美」を設定して
楽しく取り組める工夫をしているご家庭も!
この場合は、100冊がゴール!
最初は、「やらなきゃ〜」で始めたことが100冊終えるころには、いつの間にか上達していることが
子ども自身が実感できます。
お家でも自発的に取り組める「仕組みづくり」にも力を入れながら
お子様の英語学習をサポートしています。

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